院長紹介

院長挨拶

院長の元島道信です。

私の歯科医師としてのモットーは「歯をできるだけ残すこと」「咬める喜びを実感して頂くこと」です。咬むこと、咬めることが健康にとってどれだけ大事か、咬み合わせと体の歪みとの関係について、診療やホームページ等でお伝えしていこうと思います。
私は20代の頃から続けている武術、整体修行を通して「心と体は密接に関係している」ことを痛切に体験しました。

生来、健康に関して人一倍興味があり、武術、整体、気功、運動指導、食養、東洋医学など様々な先生に師事して素晴らしい教えを頂きました。それを通して、咬み合わせが体の歪みに与えていること、また、体の歪みが精神に予想外に負担をかけていること、そして咬めることが健康にとってどれだけ大事かを学びました。そして現在も学び探求し続けてる毎日です。
これからも歯科を通して、皆様のココロとカラダの健康サポートに邁進していきます。

院長プロフィール

元島 道信

Motoshima Michinobu

医療法人社団 幸歯会 理事長
元島歯科クリニック 院長
ロシア武術『システマ』モスクワ本部公認インストラクター

300年の伝統をもつ医家、元島家に生まれ、幼少の時より体に興味を持つ。幼少時は体が弱く小児喘息でいじめられっ子だった。心身共に強くなりたい一心で20流派をこえる武術、整体、気功などを学ぶ。
歯科の道に進んだ父の影響で1997年に自身も歯科の道に進む。広島大学歯学部を卒業後、熊本大学病院歯科口腔外科での研修を経て、開業医を渡り歯科臨床を学ぶ。2012年ロシアに留学、ロシア武術『システマ』創始者ミカエルリャブコ氏に直接システマとコサック部族の伝統医療を学び、世界で10人程しかいないスティックコンディショニング師の資格を取得。
歯科では、2014年より日本顎咬合学会元理事長である河原英雄先生に師事し「歯を直すは愛の業」をコンセプトに台湾、韓国、アメリカなどを回り、河原哲学と【歯学の真髄=咬合】を学ぶ。現在は河原先生が40年台湾で行ってきた歯科臨床の指導を引き継いで、日本と台湾の交流を担っている。

院長への8つの質問
1.なぜ歯科医師になろうと思ったのですか?

元島家は約300年前に細川家と共に熊本に居を構え、代々医業を継承してきました。中興の祖、元嶋有慶は殿様を診ることができる御目見得医師をつとめるほど医業に邁進しておりました。
11代義信の次男であった父、博信が歯科の道に進んだおかげで、私も自然と歯科の道に進んだ経緯があります。また、私は幼少の頃から図画工作が得意で、高校の時は作成した掲示用ポスターが全学年で1位になったこともあります。幼少の頃から手先が器用で美術が得意な私を見て、父が「この子は歯科の才能がある!」としきりに褒めてくれたからかも知れません(笑)。自然の美しさに対する観察や美術センスは、そのまま審美歯科につながるので、審美歯科が得意だった父の影響は大きいです。

2.元島歯科クリニックの特色はなんですか?

痛みなどのトラブルから早期回復させるだけでなく、「なぜそうなったか?」の根本原因を突き止め、再発しないための対策をご提案できることです。そのために基礎資料(レントゲン、お口の写真、歯型の作製、唾液検査)を取らせていただき、10年後20年後まで見据えた歯の健康を維持するためのご提案をさせて頂いています。また、他にない特色としては、全身のバランスのチェックを行い、かみ合わせの調整を行うことで身体バランスの回復を図ることができるという点です。口の中だけでなく全身も診るので、ミクロとマクロの視点から患者さんの健康をサポートさせて頂いています。

3.「歯–全身–人生」を重視する今の診療スタイルになったきっかけはありますか?

私は幼少の頃、体が弱く小児喘息を患っていました。また泣き虫でいじめられっ子だったこともあり、心も体も強くなりたい一心で、現在まで20流派をこえる武術、整体、気功法など、健康に関係するありとあらゆる勉強をしました。また、父の勉強仲間でもあった日本顎咬合学会元理事長である河原英雄先生に師事させて頂き、「歯科医はただ歯を治すだけで終わってはいけない。歯科治療にはその人の人生を変える力があるのだから」と、歯科の可能性と素晴らしさを教えて頂きました。そして歯学の真髄とも言える咬合学を実践的に教わり、実際に患者さんの人生が変わっていく様を目にすることで、「歯–全身–人生」が繋がって自分の中で一つのものになりました。

4 診療をしていて楽しかったことは何ですか?

肩こりや頭痛で悩んでいた人が、ほんのちょっとしたかみ合わせの調整だけでその場で肩こりや頭痛が消えて喜んでもらえたり、河原英雄先生に教えて頂いた『前歯でも噛める入れ歯』を入れることで、食事が全くできなかったお年寄りに「タクワンが噛める!!」と泣いて喜んでもらえたり、前歯の治療で歯本来の自然の美しさを再現することで、患者さん自身から本当に素晴らしいスマイルが生まれてきたことなどです。
そういう時、「患者さんの人生に寄与できた」ことが実感でき、歯科医師って本当に素晴らしい仕事だなぁとしみじみ感じます。

5.逆に辛かったことはありますか?

目の前の治療だけを望む患者さんに、歯を残す意義を理解してもらえなかった時です。そういう方は数年後、必ず今より悪くなった状態で来院されます。歯の神経を取る処置や歯を抜かざるを得ない処置をする時、健康な歯を残せなかった無力感にとらわれます。
「あの時、ちゃんと治療を受けてもらえるようもっとご説明できたのではないか」と自分の力不足を感じる瞬間です。

6.最近の取り組みを教えてください

2021年から待合室の物販コーナーの充実を図っています。私たちの治療より100倍大事なのが、患者さん自身による歯のケアです。私たちがどんなに良い治療をしてもご自身のケアが悪ければ、だんだん歯は悪くなってしまいます。そのために口腔ケア用品に興味を持っていただき、デンタルIQを高めてもらうことが一番だと感じています。患者さんが飽きないように、毎月テーマを決めて口腔ケアグッズの紹介をしています。

7.患者さんに言われて印象に残った言葉はなんですか?

歯自体が改善した感想も印象に残ってますが、その人の人生に寄与できたなーと実感できる言葉です。以下は実際の患者さんがおっしゃった言葉です。
「綺麗に歯を治療してもらって、生きた歯が戻ってきたような感じです。これから歯を大事にしますね!」
「左側の歯で初めてものが噛めるようになりました」
「身体のバランスが良くなった」
「何十年もあった肩の重りが無くなってスッキリしました」
「噛める入れ歯を入れて、階段をホイホイ登れるようになりました!」
「夜、熟睡できるようになりました」
「彼女に、いびきをかかなくなったねーと言われました」
「立ち仕事で、一日中立ってますが疲れにくくなりました。」
「スポーツの成績が上がりました」
「笑顔が素敵ですねって言われました!」

8.将来の夢はなんですか?

私が「健康の心技体」と呼んでいる「運動」「食事」「コミュニケーション」を楽しく実現できるアミューズメント施設を作ることです。
「健康の心技体」の中で、歯はその土台となる大事なものですが、歯だけでなく、良い運動、良い食事、良いコミュニケーションが取れるコミュニティを作ることで、皆楽しみながら自然に健康になっていく良い循環を生み出せたらなと思っています。